子供のサッカーの、試合前日や試合当日って何を食べたらいいの?
「敵に勝つ!」ということから、前日は「トンカツ」食べて、頑張ってもらおう!?
いえいえ、それは、NGです。
試合前で緊張しているときは、お腹も緊張しているんです。
トンカツやステーキといった、一見、子供のテンションが上がる豪華な食事は、かえって、子供の胃腸に負担をかけてしまいます。
実は、私も、スポーツ栄養を学ぶ前は、試合前日に「試合に勝って欲しい!」という想いから、トンカツを作っていました。
今思うと、胃腸に負担をかけてしまい、当日、100%のパフォーマンスができてなかったのでは!?
と後悔しています(涙)
今回は、そんな私が、スポーツ栄養から学んだ、試合前、試合当日におすすめの食事をご紹介しますね。
試合前日の夕食
子供たちは、この日のために毎日練習をしていると思います。
練習の成果を思う存分発揮できるような状態にしたいですよね。
試合前日には、試合で使われる主なエネルギー源である「糖質」を中心に身体に蓄えておきましょう。
糖質はグリコーゲンとして、筋肉と肝臓に蓄えることができます。
いつもより、糖質を多く摂って、グリコーゲンを蓄えて、試合中に大切なエネルギーを確保しましょう。
ご飯の量を、いつもより増やし、おかずには、芋、はるさめ、マカロニ、お餅など、糖質の多い食品を摂るようにすると良いです。
汁物を、マカロニ入りミネステローネや、はるさめの中華スープなどを添えるのもおすすめです。
試合当日の朝ごはん
試合当日の朝ごはんは、試合の始まる3時間前までには食べ終えるようにしましょう。
試合開始が、朝10時だと、3時間前の7時までには朝ご飯を食べておくようにすると良いです。
出発前のギリギリまで寝ていて、急いで朝ごはんを食べることや、時間がなく、朝ごはんを抜くということは、絶対に避けなければいけません。
試合前日と同様、消化の良いもの、そして、糖質多めの食事にするとよいです。
和食だと、ネギ入り卵焼き、具沢山みそ汁、ヨーグルト、フルーツだどおすすめです。
ネギはビタミンAやビタミンCが豊富です。さらに卵のビタミンB1の吸収を助ける働きあります。
具沢山みそ汁で、ミネラルや塩分補給にもなります。
洋食では、ツナホットサンドや、前日の夕飯にもおすすめした、マカロニ入りミネステローネで、糖質や、ミネラルを摂ることができます。和食と同様、合わせて、ヨーグルト、フルーツを食べると、GOODです!
試合会場での食事
試合当日のお弁当は、できるだけ簡単に食べられる、おむすびやサンドイッチがおすすめです。
以前私は、お弁当も、お肉、野菜などがそろっていないといけないのかなと思って作っていました。
しかし実際は、試合に必要なエネルギー源になる、糖質を多く摂ることが大事なのだと学びました。
(試合前、試合当日の朝ごはんと一緒ですよね)
小学生の時は、1日に何試合もすることがありますよね。
ゆっくり、お昼ご飯を食べる時間があれば、お弁当箱につめたものでもよいですが、
試合と試合の合間があまり時間が無い場合は、手軽に食べれて、数回に分けてエネルギーを補給できるおむすびが、私としては一番おすすめです。
おむすびの具材を、たんぱく質を一緒に摂るために、鮭やたらこ、また、疲労回復、塩分補給のために、梅などを入れてあげるとよいですよ。
おむすびだけではなく、疲労回復に効果のある、100%オレンジジュースや、消化のよいバナナなども一緒に持っていくのもおすすめです。
まとめ
試合前日から、試合当日の朝ごはん、試合当日のお昼ご飯は、すべて、エネルギーを得るために糖質を意識した食事にすると良いと思います。
消化のよいものを意識して、日頃の練習の成果を十分発揮できる体調で、試合に臨めれば良いですね!
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