暑い夏になると、心配になってくるのが、子供の熱中症と夏バテですよね。
スポーツをする子供達は、夏休みに入ると、通常以上に、試合数も増え、更に、普段は夕方から夜にかけての練習時間も、夏休みということで、日中の暑い時間帯に行われることも増えてくると思います。
疲労が溜まり、だんだん食欲もなくなり、体力がおちてくるということは、避けたいところです。
我が家も、サッカーをしている2人の子供達(高校生と中学生)の夏休みの予定をみたところ、かなりのハードスケジュール!?でした。
何とか、このハードスケジュールを、ケガをせず、体調を崩さずこなして欲しい!
その為にも、いつも以上にスポーツ栄養を意識した食事を準備しなければ!といろいろ考えています。
今回は、熱中症、夏バテ予防に効果のある食べ物で、私が積極的に子供達に食べてもらいたいと思っている
「スイカ」の栄養素、効果について、ご紹介したいと思います。
スイカはスポーツドリンクと同じ効果がある!?
スイカは90%が水分でできているので、熱中症予防として水分補給するには効果的なのですが、加えて、糖分、やカリウム、カルシウムなどのミネラル分、ビタミンB1、B2、Cなどのビタミン類も豊富に含まれているので、スポーツドリンクと同じような効果が期待できるんです。
スイカに含まれているカリウムに注目!!
注目したいのは、スイカに含まれているカリウムです。
スイカに含まれているカリウムは、汗をかく夏場には欠かせない栄養素です。
汗をかくと体内の水分と一緒にカリウムも流れてしまうことが多く、体内のミネラルバランスが崩れ、熱中症や、足がつるといった状態になりかねません。
スイカに含まれているカリウム量は、100gあたり120mgのカリウムが含まれおり、決して少なくありません。
カリウムは、昆布やひじき、わかめなどの海藻、その他、ほうれん草や小松菜にも含まれています。
これらの食品は、調理して食べることが多いと思いますが、カリウムは熱に弱い特性があり、調理することで、カリウムを失ってしまうことが多いです。
しかし、生で食べることができるスイカは、カリウムを効率よく摂ることができるおすすめの食べ物です。
スイカは疲労回復効果もある!?
スイカには、糖分が含まれています。
その糖分は果糖とブドウ糖で、すぐに吸収されてエネルギーに変わるので、暑さや疲労で食欲がない時でも、栄養補給に最適です。
スイカの選び方と保存方法
スイカは緑と黒の縞模様が特徴的な食品です。
この縞模様が、スイカのおいしさを判断する基準にもなるんですよ。
黒と緑の縞模様がはっきりしているもので、黒の縞模様が激しく波打っているものほど、美味しいそうです。
逆に、黒の模様がぼやけているものや、模様が緩やかなものは、甘さが弱い傾向にあるそうです。
また、スイカの保存方法としては、丸ごとの場合は、常温保存が最適です。
スイカは、冷やしすぎると、甘みが減ってしまうそうです。
10℃以下になると、スイカの甘さが激減してしまうそうなので、冷やしすぎには注意が必要です。
食べる1時間前に冷蔵庫に入れて、ほどよく冷やして食べるのがおすすめです。
まとめ
夏の食べ物といえば「スイカ」ですが、スイカには私が思っていた以上に栄養素が含まれ、びっくりしました。
・スイカはスポーツドリンクと同じ効果がある。
・スイカには熱中症予防に効果的なカリウムを含む
・スイカの糖分はすぐに吸収されてエネルギーになるので、疲労回復にもつながる。
夏にスイカを食べることは、栄養学的にも理にかなっているということが、よくわかりました。
夏には、ぜひ、スイカを子供達にたくさん食べさせてあげましょう!
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