子供達のサッカーパフォーマンス、身体づくりには食事の影響が大きく、更には、その食事を、スポーツ栄養を意識することで、もっと変わってくることがだんだんとわかってきました。
とはいえ、いきなり、全てのことを改善してスポーツ栄養学的にサポートするというのは難しく、少しずつ、できることから、改善していっています。
今回は、私が意識し始めて、簡単に取り組めることをご紹介したいと思います。
まずは、補食!
練習前、練習後には必ず補食を準備するようになりました。
スポーツ栄養を学んでいく中で、一番最初に意識し始めたことです。
中学生になると、練習内容もハードになり、エネルギー消費はかなりのものです。
朝昼晩の三食では、補えていないだろうエネルギーを、補食で補わなければ、サッカーのパフォーマンスどころか、成長にも影響がでてきてしまいます。
更には、ケガにつながってしまうということを想像すると、補食の大切さは一番に感じたところです。
とりあえず、練習前には、必ずおむすび、または、あんぱんやカステラを食べるようにしてエネルギー補給をしています。
そして、練習後には、おむすびと100%オレンジジュースを持たすようにしています。
おむすびの具は、たんぱく質を一緒にとれるよう、ツナや、ツナと枝豆を混ぜ込んだもの、また鰹節などにしています。
練習後30分以内に、糖質とたんぱく質を同時にとることで、素早いエネルギー補給と、疲労回復につながるということから、おむすびの具を意識するようになりました。
補食のおむすびには海苔を必ずまく
さらに、補食のおむすびをには、必ず海苔をまくということ。
これまでは、海苔なしのおむすび(白むすび)がほとんどだったのですが、海苔の栄養を知ると、海苔をまかないことがもったいないと思うようになりました。
海苔には、良質のたんぱく質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB12など、多くの栄養が含まれているんです。
海苔は海の大豆とも呼ばれていることを知っていますか?
海苔の40%はたんぱく質でできているんです。
そして、さらにびっくりしたのは、ビタミンCが豊富だということ。
全形焼き海苔1枚あたり、ビタミンCが、なんと210mg!
レモン100g中のビタミンC含有量が100mgなので、海苔のビタミンC量が多いというのは分かりますよね!
補食のおむすびに海苔をまくことは、そんなに難しいことではありません。
海苔をまくという、ちょっとしたひと手間で、ちょっとでも栄養素が多くとれるのであれば、まかない理由はないですよね。
補食のおむすびの塩は粗塩で!
そして、補食のおむすびを作る時の塩!
この塩を、粗塩に変えました。
これまで我が家では、お値段の安い、食塩を使っていました。
ミネラル豊富な精製されていない粗塩は、なんと食塩に比べて、50倍のカリウム、20倍のカルシウムが含まれているそうです。
カリウム不足は、足がつったりする原因にもなります。
そして、カルシウムも不足しがちな栄養素です。
食塩に比べ、粗塩は少し価格が高くなりますが、塩を変えるだけで、これだけのミネラル栄養素を摂取できるのですから、そちらを選ぶことにしました。
まとめ
今回は、私がスポーツ栄養を学んで、簡単に取り組める内容をご紹介しました。
普段の食事に、ちょっとしたことをプラスすることで、必要な栄養素をいつもよりも多く摂取できます。
・補食を必ずとる
・補食のおにぎりには必ず海苔をまく
・補食のおにぎりの塩は粗塩を使う
これまで私は、補食のおむすびに海苔をまくか、まかないかは、
・その時に海苔があればまいていた、
・たまには海苔がまいてあった方がおいしいかな
くらいの理由で作っていました。
しかし、海苔に含まれる栄養素を改めて知ると、おむすびと同時に食べられる海苔をまかないなんてもったいない!と思うようになりました。
また塩についても、これまでは、価格で選んでいたのですが、同じ塩でも、こんなに栄養素が違うのであれば、粗塩に変えてみようと思うようになりました。
食材の栄養素をしっかり知るというのは、本当に大事ですね。
簡単なことの積み重ねで、身体に必要な栄養素を今までより多く摂取できるようになります。
半年後の子供達の身体に少しでも変化があることを期待して、これからもスポーツ栄養について勉強して、それを活かしていきたいと思います。
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