スポーツを頑張っているお子さんに大切な栄養素に「たんぱく質」があります。
このたんぱく質を手軽に、タイミングよく摂っていくことが、大事になってきます。
そんな時におすすめするのが「魚肉ソーセージ」です。
今回は、この「魚肉ソーセージ」のどんなところがおすすめなのか、調べたことをご紹介していきます。
魚肉ソーセージは何でできている?
魚肉ソーセージは、戦後の食糧不足や栄養不足をカバーするために日本で開発された食べものだそうです。そんな昔からある食材だとは、ちょっとびっくりしました。
JAS規格では、原材料の重量が50%以上が魚肉であるものを「魚肉ソーセージ」と表示され、魚肉が50%未満のものは、「混合ソーセージ」などと表示されているそうです。
なので、魚肉ソーセージの半分は魚だと思ってもよいということになります。
主原料となる魚のすり身には一般的にはすけとうだらだそうですが、最近ではまぐろやさばといった赤身魚を用いた、健康維持に役立つEPA・DHAの成分が多く含まれている商品も登場しているそうです。
手軽に栄養を摂取できる食品として人気が高まっています。
カルシウムが多く含まれている商品もあるため、お子さまのおやつにも向いていますよ。
魚肉ソーセージに含まれている栄養素は?
たんぱく質
魚肉ソーセージは、主にすけどうだらのすり身で作られているものが多く、そのすけどうだらのたんぱく質は良質なたんぱく質で卵と同等以上の質と言われています。
魚肉ソーセージを食べることで、筋肉などのもとになる、たんぱく質を効率よくとることができます。
ビタミンB2
ビタミンB2は水溶性のビタミンになります。
糖質、脂質、タンパク質のエネルギー代謝にかかわり、皮膚や粘膜の健康を維持するために必要な栄養素になります。
カルシウム
カルシウムは強い歯や骨をつくるだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります。
スポーツをするお子さんには特に積極的に意識して、摂って欲しい栄養素です。
EPA・DHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、どちらも魚油に含まれるn-3系脂肪酸の一種です。
DHAもEPAも体内ではほとんど作られないため、食事から摂取する必要がある必須脂肪酸です。
DHAには体内の免疫反応の調整、脂肪燃焼の促進などの働きがあり、子どもの成長に必要になってきます。
また、DHAは脳の神経細胞の情報伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力や言語能力などの認知機能、行動能力にも好影響をもたらすといわれています。
EPAは中性脂肪の低下や、血小板凝集抑制に効果があります。
魚肉ソーセージを補食に!
魚肉ソーセージは、思った以上に子供に必要な栄養素を含んでいるんですよね。
また、うれしいことに、包装フィルムをとってそのまま食べることができ、常温保存が可能で、持ち運びにも便利です。
比較的長期の保存が可能なので備蓄食にもおすすめです。
スポーツをするお子さんの、練習前後に食べる補食に、もってこいの食材ですよね。
特に、練習後に必要な栄養素の糖質とたんぱく質のたんぱく質を、魚肉ソーセージで摂ることができます。
おにぎりと魚肉ソーセージで、素早い疲労回復にもつなっがってきますよ!
まとめ
魚肉ソーセージは、50%以上が魚肉でできているので、半分以上は魚でできていると思ってよいそうです。
魚肉ソーセージのほとんどは、すけどうだらの物が多く、このすけどうだらのたんぱく質は、卵と同等以上の質の高いたんぱく質です。
その他、カルシウムも多く含まれており、成長期のお子さんにはおすすめの食材です。
また、スポーツをするお子さんにとっては、補食として食べることで、成長、疲労回復効果につながりやすくなります。
魚肉ソーセージは、お子さんに、積極的に食べさせてあげたい食材ですよ!
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