お子さんの疲労回復には何を食べたらいいか?
いろいろな野菜をバランスよく食べることが必要ですが、その中でも、トマトは疲労回復効果があるといわれています。
今回はトマトの栄養素、効果、食べ方などを詳しくご紹介していきます。
トマトに含まれる栄養素は何?
お子さんによってはトマトって好き嫌いが結構わかれますよね。
我が家は子供達を含め、家族みんなトマトが大好きです。
ただ、トマトの栄養やトマトの効能などは特に意識したことがなかったので、改めてトマトの栄養について調べてみました。
トマトには、さまざまな栄養素がバランスよく含まれているのですが、その中でもビタミンAやビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維、そしてリコピンが豊富に含まれているそうです。
この栄養素の中のビタミンCやリコピンの抗酸化作用が、疲労の原因となる活性酸素を分解してくれまるそうです。
ビタミンCは、血液のもととなる鉄分の吸収を助け、ダメージを受けた体を修復、心も体も元気にしてくれます。
これらの理由から、トマトが疲労を回復させるために効果的と言われているんですね。
トマトに含まれるリコピンは疲労回復に効果的!
リコピンとは天然の赤色色素のことです。
トマトがリコピンの代表格と言われていますが、スイカや柿などにも含まれているそうです。
このリコピンは、ただの色素というだけでなく、リコピンが持つ抗酸化作用が疲労回復につながります。
水分補給できると同時に、リコピンによって抗酸化力が高まって、疲労を軽減し、コンディションを維持するのに役立つそうです。
これらの理由から、トマトは運動前や運動中、運動後に摂取するとよいといえそうです。
リコピンは、ビタミンと同じように人の体内で作り出すことができません。
継続的に摂ると、リコピンは身体に蓄積できるので、毎日食べるとより良いといえます。
疲労回復に効果のあるリコピンの摂取目安量はどれくらい?
リコピンは、1日15mg以上とることが推奨されています。
・Lサイズのトマト・・・2個
出典:サプリメント大学
・プチトマト・・・15個~17個(約250g)
・ホールトマト・・・1/2缶(約170g)
・トマトジュース・・・1本(約160g)
・トマトケチャップ・・・大さじ4杯強(約75g)
リコピンを1日15mg以上摂ろうと思うと、生のトマトを2個食べるよりも、ホールトマトやトマトジュースなどの加工品のものの方が、取りやすいかもしれないですね。
しかも、加工品の方が、吸収率もアップするともいわれているそうです。
もし生のトマトが苦手なお子さんには、トマト缶やトマトジュースを使った煮込み料理や、トマトケチャップでの味付けで、リコピンを摂取するのもおすすめです。
疲労回復に効果的!トマトを使っておすすめ簡単レシピ
★トマトとのマリネ
ざく切りにしたトマトと、疲労回復効果のあるアリシンという成分を含む玉ねぎを使ったマリネです。
酢に含まれるクエン酸も疲労回復の効果的です!!
材料
トマト 4個 (ざく切り)
玉ねぎ 1個 (みじん切り)
調味料
オリーブオイル 大さじ4
酢 大さじ4
砂糖 小さじ4
塩 小さじ11/2
こしょう 少々
作り方
トマトはざく切り、玉ねぎはみじん切りにして水にさらしておきます。
調味料を合わせ、水気を切った玉ねぎと混ぜ合わせます。
そこにざく切りのトマトを加え、しばらく冷やしておきます。
まとめ
トマトには、ビタミンCやリコピンといった疲労回復に効果的な栄養素が豊富に含まれています。
その中でも注目されるのは、リコピンです。
リコピンは、ビタミンと同じように人の体内で作り出すことができません。
継続的に摂ると、リコピンは身体に蓄積できるので、毎日食べるとより良いといえます。
トマトは、生でそのまま食べれますし、トマト缶やトマトジュース、トマトケチャップなどの加工品もたくさんあります。
お好みによって食べ方を選んで、トマトのリコピン、ビタミンCを摂って、疲労回復につながればいいですね。
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